日々私たちの住まいを守っている外壁塗装ですが、一般的には10年~20年が塗替えの目安といわれています。
しかし具体的な塗替え時期は、お住まいの立地環境や使用されている塗料により変わってきます。
実際にいつ塗替えをしたらいいのかわからないという人のために、今回は塗替え時期の外壁に現れる特徴的な劣化のサインをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
・色あせ
色あせの原因は紫外線です。
紫外線により、顔料を構成する化合物の結合が壊れることで、壁全体が均一にではなく、まばらに色あせる特徴があります。
この色あせが進行すると、チョーキング現象が起こります。
・チョーキング
外壁を触れると、白い粉が付着する現象です。
紫外線の影響を受け、顔料が表面に浮き出ることによって生じます。
・カビやコケ、藻が繁殖している
壁が水を吸収すると、水分が壁面に留まりやすくなります。
日差しが届かない部分などでは、これが顕著に現れるでしょう。
壁面にカビやコケ、藻の胞子が付着し始めると、次第に緑色に変色したり、黒ずんだりすることがあります。
これらの生物の成長は劣化を進め、最悪の場合、壁が膨らんでしまう可能性も。
・ひび割れ
経年劣化や地震の振動などが加わると、外壁の表面にひび割れが現れます。
幅0.3mm未満のヘアークラックとよばれるものなら、様子見しても大丈夫ですが、それ以上の大きさになると損傷が表面だけでなく内部にも及んでいる可能性がございます。
・サイディングが反っている
日本でよく使われる外壁材は窯業系サイディングです。
経年劣化すると、変形して反ってしまうことがあります。
温度変化や水分の影響で繰り返し収縮と膨張が起こり、隙間ができて雨水が内部に侵入しやすくなります。
・塗膜が剥がれている
塗膜が劣化すると、下地との間に水分が浸入して剥がれることがあります。
新築時にはどの外壁も塗装が施されているため、塗直しをしていない家でもこの状態が見られることもあります。
・シーリングがひび割れている
つなぎ目にあるシーリングは、劣化すると柔軟性を失って硬くなります。
進行するとひび割れが生じたり、剥がれたりするため、壁に穴が空く可能性もあります。
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株式会社ラグレスは、大分を中心にとした近隣エリアで外壁塗装を行っております。
このような劣化症状が見られた場合は、当社までご連絡ください。
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